電波はどこでも忍びこむ漫画評価・紹介 ≫ 切法師


漫画評価


 タイトル
 切法師

 作者名
 中島諭宇樹

 レーベル
 ジャンプコミックス

 巻数
 全2巻

 発売年
 2005.11〜2006.1

 内容・感想
 千年前の大戦。復活した邪悪。対抗組織。そんな中、生まれ育った若き新星。
 実に少年漫画的な設定の世界観、主人公による鬼退治の物語。

 敵対する鬼は、業煤徒(ゴウスト)と呼ばれる本体がいろいろなものに乗り移った存在であるところが特徴的。鬼の名前もヨーロッパの妖精や精霊の名前に近く、それを走り屋よろしく当て字にしているところが面白いといえば面白い。
 ただし、この業煤徒はある程度何にでも乗り移れるようであり、つまりどんな強い鬼も本体は同じだと思われる。人間の魂ならば貴賤がないで納得できるが、鬼は種類によって力の差が大きく、また業煤徒の状態でも自由意思を持っているようなのであまりしっくりこない。鬼の王も幹部も下っ端も、肉体を操ってる本体は一緒だなどと言われれば興が冷めるということだ。……まあ実際にはちょっと違うっぽいのだが、本編からだけでは判断つかない。そのへんもっと掘り下げてほしかった。

 あと、なぜかワンピースに似ていると思ってしまった。たぶん大先生=シャンクス、倫太郎=ルフィに重ねているだけなのだが、良くも悪くもわかりやすい話であるということだろうか。
 大化けする可能性こそ少なかったが、安定した画風に展開で十分読むに値する作品だったのに打ち切りになったのは、やはりジャンプだからなのだろう。仲間を早く出すべきだったのかもしれない。
 同人誌でいいから出してくんないかなぁ。覇奴万かっこええなぁ。

 評価
 絵         ★★★★☆☆
 ストーリー構成 ★★★☆☆☆
 演出       ★★★☆☆☆
 セリフ       ★★☆☆☆☆
 スケール     ★★★★☆☆

 おすすめ度
 ★★★☆☆☆


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