電波はどこでも忍びこむ漫画評価・紹介 ≫ バロンドリロンド


漫画評価


 タイトル
 バロンドリロンド

 作者名
 北沢未也・梶川卓郎

 レーベル
 ビッグコミックス

 巻数
 全6巻

 発売年
 2007.7〜2008.10

 内容・感想
 競馬まんが。
 カリスマ馬主の娘の女性騎手マコと、三冠馬と四冠馬との間に生まれた馬バロン。ともに親の七光りと設定だけ見ると実に何かをやらかしてくれそうなコンビのお話。
 ただし、そうそう上手くはいかない。マコはいろんなところで冷遇されるし、バロンはヘタレだしで常にイッパイイッパイギリギリの状態でレースに臨む。
 そんなかんじでバロンを中心とした人間関係が話の主軸となって物語が展開されていくことに。

 で、このまんが、馬がしゃべる。主にバロンだけ。でも人間には聞こえないので好き勝手にしゃべりまくる。自分語りである。
 つまりナルシスト。かまってちゃん。私を讃えよ。
 生まれによるものか基本的にはお坊ちゃま気質なわけで、そのぶん根っこの部分でプライドが高いから、ここぞというところでカッコよくなるのがGood。

「一番美しいのはこの私だぁああ!!」

 評価
 絵         ★★★★★★
 ストーリー構成 ★★★★★☆
 演出       ★★★★★☆
 セリフ       ★★★★★☆
 スケール     ★★☆☆☆☆

 おすすめ度
 ★★★★★★


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