ラノベ評価
タイトル | ダンスインザウインド 翔竜伝説 |
作者名 | 岩佐まもる |
イラスト | 西村博之 |
レーベル | 角川スニーカー文庫 |
巻数 | 〜2巻 |
発売年 | 1999.6,1999.12 |
内容 | ある雪の日、一頭の竜が生まれた。 竜の名はクー。 しかし、牧場の期待を集めて生まれたその仔竜は、レースに出翔できない炎を吐く竜だった…。 竜を駆り、その速さを競うドラゴン・レース。 そこでは惑星全土で生まれた競翔竜が名誉をかけて争う。 父の死で牧場を継いだ少年社長ストールとドラゴン・レースにかける人々の姿を、すがすがしい筆致で描くピュア・ファンタジーの意欲作、登場! 第四回スニーカー大賞優秀賞受賞作。 |
感想 | 世界観はSFにファンタジーがプラス。 そして企業の経営という視点から描かれた、世にも珍しい競馬、否、競竜小説。 こんな作品、他でお目にかかることなんてまずないであろう。 それほどジャンル皆無なライトノベル。 ただ、その描写力は奇をてらった一発屋で終わるものではない。 競竜にかける人々の情熱を確かな説得力をもって書ききり、胸躍らせる展開に、時が経つのを忘れて読みふけること請け合いである。 ちなみに、最近ではコードギアスのノベライズを執筆しており、そちらもオススメである。 |
評価 | 文章力 ★★★★★☆ 独創性 ★★★★★★ スケール★★★★☆☆ イラスト ★★★★☆☆ |
おすすめ度 | ★★★★★☆ |